Ring of Red(リング オブ レッド)(PS2)のレビュー

私は、このゲ－ムを通して、「軍の上層部が勝手な戦争感を描いていて、あまりにも最前線の過酷さを知らない」ということを特に学んだ。兵士の行動が「面子（巨大兵器）」、「戦略（待ちが有利）」、「人情（捕虜救出）」といった物量作戦に影響されていること、周囲を意識しない「自我」中心主義が強いこと、そしてやたらと東軍が不細工ばかりという憤りを感じた。
・プレイ時間：20-30時間

一見ＦＭ風のＳＲＰＧですが、射撃タイミングをプレイヤ－自身が測るという一風変わった戦闘システムが新鮮。今撃つべきか、あと数％命中率が上がるのを待つべきかの葛藤が何とも面白い。絵は正直低調でゲ－ムの流れもかなりスロ－テンポ、またイデオロギ－色が漂うので万人向けとは言えませんが、少し変わったのやりたい方は頭の片隅にでも。個人的には随伴兵にも成長要素があれば、もう少し楽しめた感じ。
・プレイ時間：30-40時間

なんとかクリアしたけどムカつくゲ－ムだった。戦闘中に障害物に砲弾が当たって敵まで届かない。それも自分の攻撃の時だけ。ただの木箱とか貫通できない戦車砲とかありえねだろ。とにかくストレス溜まる。
・プレイ時間：50時間以上

このゲ－ム、最初はガマンのゲ－ムです。私は勧められたままにやり始め、何度も「なにが面白いんだ？」と思いました。しかし、一面クリア－、２面クリア－と進めていくウチに「こんな面白いゲ－ムは無い！」に変わりました！最初は本当にガマンしてください！その向こうにはきっと何かがあります。次作が出ていないのが非常に残念です。
・プレイ時間：10-20時間

「戦闘結果だけ見る」が無いＳＬＧ。何故ならプレイヤ－には「＞攻撃」ごとに即応指揮が要求されるからです。後半マップでは数秒の選択遅れが随伴兵の命取りになるという…。逆もまた然り。理解するほど面白いゲ－ムです。続編求む。
・プレイ時間：50時間以上

世界観や雰囲気は素晴らしく、実写との合成を多用したム－ビ－も新鮮だヨ。しかし戦闘は…。数値による彼我の戦力比較に留まらず、距離と命中率を調整してタイミングよく一撃！という斬新なシステムなのだが、今プレイすると非常にダルイ。スト－リ－にはプレイヤ－を引き込む力があるので、もったいない気がするネ。
・プレイ時間：10時間以下

まずゲ－ムとしてきちんと面白い。スト－リ－とか日本が舞台なのに外国人ばかりとか、いろいろツッコミ所は有るけど、そういう雲の上の事情は現場の指揮官には無関係…そう、現場の指揮官になるのがこのゲ－ムの大前提なんでしょう。あと戦時中の記録映像っぽいモノクロ動画などをさりげなく多用するのもセンス的にグッド
・プレイ時間：30-40時間