エリュシオン～永遠のサンクチュアリ～(PS2)のレビュー

欧州内での宗教対立、バルカン情勢、そうした中に出生の端を発する作中人物同士の関係や、欧州人の観念的な会話の雰囲気をさり気なく物語化している。下敷きになっている対立構造について、新聞の語句解説程度の予備知識があれば尚楽しめる筈。文章の正確さや世界観は確立しているが、余分なキャラが多すぎるのが残念。
・プレイ時間：10-20時間

やや難解な部分があり、ヨ－ロッパの事情に対するある程度の理解が必要では？移動が面倒でコマンド方式で移動できたらよかった。
・プレイ時間：30-40時間

スト－リ－が、様々なジャンルが混ざった感じで、また、それぞれにはっとするところがあり面白い。ただ、同じような作業も多いので、繰り返しやるのはストレスが溜まる。エンディングが多すぎなのでは？２、３のエンディング分を１つにまとめるとかして欲しかった。絵はキレイですが、子供向けではない気がする。
・プレイ時間：30-40時間

スト－リ－がとても深く、それを複数のエンディングで断片的に見せるやり方が秀逸です。ＢＧＭなんかも良く、完成度は、非常に高いと思います。強いて言えば、序盤退屈なのが難点かもしれませんが・・・。
・プレイ時間：30-40時間

世界観・スト－リ－は高く評価できます。メイドと主人の主従関係は切ないけれど、究極の愛の形だなと。すごく感情移入してしまった作品です。
・プレイ時間：20-30時間

メイドエロを話の中核に据えてウリにしていたＰＣ版と比較するとパワ－ダウンは否めませんが、ほのぼの高校生ものギャルゲ－に飽きた方にはお勧めの一本。
・プレイ時間：10-20時間